2018年6月19日火曜日

『Portal』①こんなに面白いなんて知らなかった

ども灰犬っす。
今回は前にセールでまとめて買っていたけどガン積みしていた「Portal」のプレイ記事を書いていくよ。


結論から言うと
滅茶苦茶面白かった。

『Portal』はあのvalveが制作したゲームで、『HλLF-LIFE 2』や『Team Fortress2』などで採用されている「Source Engine 2007」を使用し、UIや操作感は一昔前のFPSといった感じ。いやでもね、これが滅茶苦茶面白かったんや。

『Portal』では直接弾を撃って敵を倒す動作は全く存在しない。オブジェクトを使用してタレットを黙らせることは出来るが、FPSの基本システムである「敵を撃つ」ことが完全にオミットされている。しかしプレイヤーは「ポータルガン」を使用し、「ブルーポータル」と「オレンジポータル」を自由に配置し、そこを行き来することで、謎を解いていくのだ。

それがまた面白い。天井と床にポータルを設置し永遠に落ち続け、落下中に新しいポータルを壁に設置することで落下の勢いを生かしたまま壁から飛び出して向こう岸に渡るなどといったアクションも可能だ。一見無理そうな箇所でも、必ず解法はあるし、それに気づいた時の爽快感は半端じゃない。

様々なアクションゲーム、シングルFPSをプレイすると、先に進めなくなった時の大体の解決法が大体分かるようになる。敵を一掃するとか、ロウソクに火をつけるとか、像とかを壊したりなどなど。所謂「テンプレ」の謎解きはサクサク感とある意味の安心感が得られるが、そうなるとむしろ蛇足ではないかと思われがちだ。しかし『Portal』は敢えて謎解きに内容を絞り、これまでには体験したことのない「パズル」を提供してくれる。10年前のゲームとは思えないほど新鮮さがあった。



そして『Portal』はゲームシステムだけでは無く、ストーリーも上出来だ。プレイヤーは『BIOSHOCK』並みの衝撃を受けるだろう。詳しくは言えないが、パズルメインのゲームと思わせておいてというvalveの戦略は素晴らしい。
『Portal』の存在自体は前々から知っていた。量販店で配布されているカタログを眺めていて「The Orange Box」にこの『Portal』が含まれていることを知った。そしてSteamのセール時に買った。最初は数ステージだけクリアして放置していたが、暇つぶしに再開するかと思って久しぶりにプレイしたら面白いのなんの。『Portal』がsteamerの義務教育と言われる所以が良く分かる。数時間で終わる程度のものなので、是非皆さんにプレイして貰いたい。

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