2022年4月17日日曜日

PC関連のお話:激安駄菓子PCの選び方(そもそもそんなものを買ってはいけない)

  どうも灰犬です。

 今日は、PC弄りを始めたい人のために激安駄菓子(ジャンク)PCの選び方について話そうと思います。

 しかし、前提として
ジャンクや中古を買うくらいなら新品を買いなさい
 という話があります。
 国内メーカー製のPCは高い傾向にありますが、HPやDell、LenovoのPCなんかはめちゃめちゃ安いです。
 とにかく安い!

 予算が6万以上なら新品買った方がいいです。マジで。
 しかし、メイン機はあるけど安く予備のPCが欲しい、予備の予備が欲しい、実家に置いておくPCが欲しい、古いやつを触りたい、とにかく弄りたい、昔手が出なかったハイエンド機を触りたい… そんな時にはジャンクや中古が向いています。
 さて、駄菓子PCを選ぶ時の注意点ですが…

①ノートPCよりデスクトップPC

 まず、デスクトップPCはどこかがぶっ壊れていても他のパーツは使えることが多いです。もしハズレ品を引いた場合でもパーツは何かしら流用できるので完全にムダになることは少ないです。それに比べてノートPCはぶっ壊れていた時のリカバリーが難しいです。RAMメモリ交換で済むようなものであったらラッキーですが、マザーにダメージが入ってるとどうしようもないです。また、バッテリーは大体死んでます。あと、ACアダプタ欠品が多いので、結局高くつくなんてこともあるあるです。ニコイチ前提で修理に挑戦するのもそれはそれで面白いですが。

②自信がない時はBIOSチェック品を買おう

 BIOSチェック済み、私が一番好きな言葉ですね。BIOSとはマザーに組み込んであるプログラムで、BIOSが動くということはストレージが抜かれているけど基本的には動くよということです。不幸にも購入後すぐに壊れてしまう可能性はゼロではないですが、BIOSチェック済みのPCは大体動きます。BIOSチェック品はジャンクとは言わん

③逆に通電不可・自称未チェック品だと危険度が高い

 BIOSチェック品の対極の存在ですね。こいつらは何が起こるか分かりません。メモリの接触不良やCMOSクリアで動く時もあれば、電源の交換が必要、コンデンサの破裂、液晶が割れてる、実は水没品だった、などなど。ネットで未チェック品を買うのは非常に危険です。せめて実機が目の前にある状態で判断しましょう。動かなかったものを直すのも脳内麻薬がさく裂しますが

④フリマサイトの売り手は様々

 これについては1つのテクニックです。メルカリやラクマ、paypayフリマのようなフリマサイトではたくさんのPCが出品されていますが、同じPCでも売り手は様々です。家にある古いPCを処分したいだけのPCに詳しくない一般人や、個人でやってるPC業者、あるいは廃品を取り扱っている法人の一部門など様々なユーザーがいます。見分けるのは簡単です。
 一般ユーザーの場合、出品しているPCは多くても2つか3つです。その他に衣服や日用品などを何個か出品しているとかだと、ほぼ一般人でしょう。一般人ユーザーの場合、PCの状態が比較的いいことが多いと思います(ワンユーザーの場合ですが)。ACアダプタ等も比較的付属しています。PCに詳しくない人がほとんどで、比較的状態の良いものが安く値付けされていたりします。逆に、2Duo時代のものを強気で値付けしている人もいますが… 掘り出し物がたまにあるイメージです。未チェックと書かれていても結構動いたりします(単純なプラグの刺しもれなど)。しかし、PCに詳しくないせいか、情報が全然載っていなかったり、間違っていたりすることがあります。その場合は型番を聞いてみたりするのもいいと思います。CPUのエンブレムシールである程度予測することもできます。
 逆に、業者(あるいは、詳しい人)の場合はPCを大量に出品していることが多いです。状態についての記載も比較的詳しく、大体予想通りのものが来るという印象です。しかし、未チェック品と書かれている場合は注意が必要です。絶対状態分かるはずなのに未チェックって何だよって思います。 手遅れの状態のものやCPUが抜かれたノートPCなどを未チェックとしている場合があるので注意が必要です。

⑤じゃあ、どんなのを選んだらいいんだってばよ?(ノートPCの場合)

 実用的なサブPCを選ぶとなると、個人的な狙い目は第3世代Core(Ivy Bridge)か第4世代Core(Haswell)あたりだと思います。第2世代Core(Sandy Bridge)でも低電圧モデル(末尾にU)じゃないM付きのCPUや、i7-2670QMみたいな4コアCPUとかだと結構戦えます。下手なセロリンヌなんかよりまともに使えますが、第2世代Coreを採用しているPCはUSB3.0に対応していないことが多く、今となっては第3世代、第4世代でもかなり安いので今買うならそっちかな、と。最低でもi5の低電圧モデルくらいまでにしておくと幸せになれると思います。あとは、RAMメモリを増設できるモデルを購入するのをお勧めします。4GB×2枚の計8GBを積んで、2.5inchSSDを突っ込んでやれば、表計算とネットサーフィンくらいは十分こなせるPCになると思います。バッテリーは多分死んでいますが。家族用PCなどにも向いていると思います。正直どこのメーカーでもいいですが、NEC製Versa ProやLenovo製Thinkpadとかだと分解が楽です。

⑥じゃあ、どんなのを選んだらいいんだってばよ?(デスクトップPCの場合)

 デスクトップPCの場合も、狙い目となるのは第4世代あたりになると聞きます。特にi7-4770あたりになると結構なパワーが出せます。リース落ちの事務用PCからマザーを摘出してサブ機にしたりグラボを積んで多少ゲームできるようにしたりなんかもできます。特に人気なのはNEC製のMateとかでしょうか。それ以外にもXeonを積んだDellのPrecisionシリーズやLenovoのThinkCentreシリーズなども結構面白いです。特に、X79チップセットはマザーボード単体で買おうとするとめちゃめちゃ高いので、ワークステーションごと狙うのがおすすめです。
 
 しかし、今ではi3-12100Fと廉価マザーのセットがドスパラで27,000円で買えたりするので、中古デスクトップを引っ張ってきてあれこれ手を加えるのはコスパ面では結構厳しいです。面白いですが。

⑦コスパは微妙、でも駄菓子PCって面白い

 やっぱり、PCやパーツは新品で買う方がいい。そんな気がしますね。でも、駄菓子PCにはドラマがあります。
 ハードオフで買ったPCから尾崎豊のCDが出てきたのが一番衝撃でした。
 あとは確実に火が出たと思われるこの子とか。
 コスパは微妙でも、駄菓子PCは面白いです。実は、この前の投稿からPCがまた1台増えてしまったので、また今度報告します。それではよき駄菓子ライフを!


2022年4月6日水曜日

PC関連のお話:使い倒したDUALSHOCK4をメンテナンスする

どうも灰犬です。
最近、PC弄りばっかりでゲーム要素が薄れてきた犬の備忘録です。

今日は、『MHW:IB』で使い倒したDUALSHOCK4のメンテをしていきたいと思います。
というのも、モンハンの最新作、『Monster Hunter Rise』をこれまでSwitchでプレイしていたのですが、なんか気に入らない。フレームレートが低く、カクツキも時々あって何だか微妙。コントローラーについても、純正のプロコンの耐久が低いとのことでホリ製の互換コントローラーを使っていましたが、これも気に入らない。ボタンの戻りが悪い。うーん…となっていました。

そのせいで、ライズについては前作ほどやりこんでいませんでした。しかし、Steam版が出るとのことで、体験版を遊んでみたのですが…

マシンにパワーがあるおかげで、とても遊びやすいし、カウンター技も決めやすい。そして何より、手に馴染んだDUALSHOCK4が使えるのが一番いい。ということでSteam版に移行したのですが、久しぶりに見るとDUALSHOCK4が汚い!!!数千時間レベルでIBをやりこんだせいで、DUALSHOCK4は手垢で結構汚くなっていました。ということでDUALSHOCK4を綺麗にしていきます。


見た目は綺麗ですが、手垢で結構汚れてます。


こやつのツメ、とにかく固いです。特に、写真中央のイヤホンジャックの左右についているツメが強靭なので、スキマからこいつを押してやると上手く分解できました。


開ける時はフレキに注意。基盤を外すと表のボタン類にアクセスできるようです。


き、汚い…


取り外して清掃できます(汚いです)

ジャンク品の修理とかだとスティック周りを清掃したり、可変抵抗器を交換したりするのですが、今回は清掃のみなので、元に戻して終了です。