2023年4月23日日曜日

PC関連のお話:i5-13600kで真のRaptor Lakeを堪能する

どうも灰犬です。
ちょっと報告が遅れましたが、年末から年始にかけてメインPCの大幅なパーツ換装を行ったので報告したいと思います。


CPU:Intel Core i5-13600k
MB:GIGABYTE Z690M AORUS ELITE DDR4
RAM:Corsair VENGEANCE DDR4-3200 16GB×2
SSD:Western Digital Black SN770 1TB
クーラー:NZXT KRAKEN Z63 RGB

CPUは出たばっかりのIntelの13世代(Raptor Lake)の、i5-13600kをチョイス。13世代については先駆者のレビューで色々情報追っかけていたのですが、このi5-13600k、全世代のi7-12700kを凌駕するくらいのマルチスレッド性能を出せることを知ってひっくり返ってしまいました。しかも、13世代の製品はi5-13600k未満の製品は12世代(Alder Lake)を焼き直したものにEコアを追加してマルチスレッド性能を盛ったものらしく、Pコア自体に改良が加えられているのはi5-13600k以上の製品のみらしくて、真のRaptor Lakeを堪能するためにもこいつを選択。

マザーはGIGABYTE Z690M AORUS ELITE DDR4をチョイス。Z690チップセットを積んだ製品では最廉価帯(20,000円前後)といい感じの価格で、I/Oは固定、VRMフェーズの上には大き目のヒートシンク、CPUなしでBIOSの更新が行えるQ-Flashという機能を搭載しているなど、十分な性能です。



めちゃカッコいいです。派手じゃない落ち着いたデザインでGoodですね。


個人的に感動したポイント。自作初心者でも分かりやすいフロントパネル用ピンヘッダ。

13世代を載せるためにZ690チップセット積んだミドル帯以上の製品から選びましたが、i5-13600k程度ならB660チップセットを積んでいる帯のマザーの電源回路でも十分動くらしいです。BIOSアップデート機能がついている製品が13世代載せることをメーカーが想定した製品かな?って思います。

RAMは色々迷った挙句いつものCorsairのVENGEANCEにしました。ヒートスプレッダ格好いいし、DDR4なので32GBでも十分お安い。

SSDは評判の良かったWDのSN770を選択。PCIe4.0接続でめちゃ早いらしいです。


というか、実際めっちゃ早かったです。

クーラーはLCD付きのNZXTの簡易水冷を選択。このパーツ、マジでシャレにならんくらい高かったです。何ならCPUかグラボを1ランクレベルアップできるくらいに…


13世代に対応させるために、まずはマザーのBIOSアップデートから始めましたが、これが曲者。1回失敗して、マザー壊したかなってめっちゃ焦りました。各社仕様に差はあると思いますが、公式の解説動画とか見ながらLEDランプをよく観察しましょう。2回目で上手く行きました。

13世代をZ690/B660マザーで安く動かす!みたいなのもよく見ますが、自作初心者には流石にお勧めできないかなと。素直にポン付けで動かせる製品を買いましょう。


動きました。


グラボは、前回の記事でも紹介したSapphireのPulseシリーズのRadeon RX6700XTです。


電源については、ちょっと前にSeasonicのGM850に交換していました。製造からちょっと時間が経っているからなのか、めちゃくちゃ安かったです。


組み込み過程はもう省略!
白く光らせるのってめっちゃいいですよね。簡易水冷にも満足です。


Cinebench R23の結果。i5詐欺と言っていいくらいのマルチスレッド性能。


FF15ベンチの結果。RX6700XTに依るところも大きいですが。

というわけでメインPCの換装報告でした。
もうしばらくは手を加えなくていいくらいには高性能になったと思います。
むしろこの性能を何に生かすんだ

ありがとうございました。

2022年11月27日日曜日

PC関連のお話:Radeon RX6700XTとRX5500XTの実力を探る!

どうも灰犬です。
今回はひょんなことからRadeon RX6700XTとRX5500XTを入手したので報告したいと思います。

前々回あたりの記事でも報告しましたが、今年の夏ぐらいからグラボの値下がりがすさまじいです。この記事を書いている11月現在でも、イーサリアムマイニング終了によるマイニングブームにより中古市場にグラボが溢れている状態です。マイニング終了に伴って溢れているのはグラボだけでなく、他にも色々あるのですが、それについては面白いものを入手したので後日報告したいと思います。

まあそんなわけで、中古市場がおいしい状態のうちに我が家のGTX1070を現金化して新しいグラボを買っちゃおうってのが今回購入に至った経緯です。

RTX3060tiも考えたんですが、マイニング落ちを買うのが怖いのと前々回触ったSapphire製のRX6600の感触が良かったので…


Sapphire PULSE Radeon RX6700XTを34,000円で購入しました。
今回は初めて「じゃんぱら」さんの通販で購入できたのですが、購入を申し込んでお取り置きしてもらい、個別の疑問点などはお取り置き期間中に質問することができて、納得したら購入できるという方式なのですが、きちんとしたショップの店員さんに率直な疑問をぶつけて安心して購入できるのでとてもいい方法だと思いました。

ちなみに今回安かった理由は付属品のヤニ臭とコイル鳴きらしいです。


補助電源は8ピン+6ピンでちょっと配線が面倒でした。
デカ目のヒートシンクと武骨なデザインが素晴らしい。

Sapphireの製品ラインナップとしてはエントリー帯の「PULSE」シリーズとミドル帯の「NITRO+」シリーズとハイエンド帯の「TOXIC」シリーズがあるのですが、個人的にはPULSEシリーズが一番格好いいと思います。赤文字のところが光るモデルとかをPULSEシリーズで出してもらいたいくらいですね。


i7-7700と組み合わせてのFF15ベンチの結果です。
まあ個人的には原神が4K60fpsでできればいいのでね!

そして後半のRX5500XTについてなんですが、先週の11/20に所要があって日本橋をうろうろしていたところ、ドスパラで中古グラボのセールをやってるとのことで覗いてみたのですが、

RTX3060tiやRX6700XTが三万円台でゴロゴロ転がっているという大盤振る舞いっぷり、GTX1660や1660tiも1万円台半ばという気が狂ったのか?というセールっぷりでした。


何故か10,900円のASRockのChallengerシリーズのRX5500XTを買いました。
実力的にはGTX1060よりちょい上ぐらいだけど新しい製品だからね!

実物をチェックしながらドスパラの店員さんと雑談。

犬「今日グラフィックボードめちゃくちゃ安いですね!」
店員さん「ありがとうございます。やっぱりGeForceのRTX3000番台がよく売れてますね。でもRadeonも価格面で優位ですよね!来週もイベントやるので是非!」

ということで、実店舗を回るのも楽しいなぁと。


ローエンド帯のグラボですが、きちんとバックプレートもついており作りもしっかりしています。しかし、一部プラスチックの部分が裏から見るとちょっとハリボテ感がありちょっと残念です。

でも、OCとついてるだけあって専用のソフトウェアで簡単にオーバークロックして遊べます。ローエンド帯なのに堅実な作りで色々遊べるのはASRockらしいな~と思いましたが、各社この辺の仕様は横並びなのでAMDが作るチップが有能なんでしょうね。


i7-7700と組み合わせてFF14ベンチで遊んでみる。CPUとの組み合わせもありますが、1万のグラボで最高設定でここまで遊べるのはいい時代ですね。

数年前までAMDのAの字も知らなかったのですが、金がないのですっかりAMDerというか、Radeonで色々遊べることに気づいてしまいました。

他にもちょこちょこ色々買ったのでまた報告します!それでは。

2022年10月15日土曜日

PC関連のお話:名古屋大須のパウさんでCPUガチャに挑戦!からのCPUのピン折れ修理

どうも灰犬です。
この前の連休を利用して名古屋の電気街、大須に行ってきました!

xp2000さんの動画でよく登場するPCショップさんですね!

ここに来た目当てはまあ間違いなく…


CPUガチャですね!日本橋のCPUガチャよりだいぶ安いです。
連れがいたので連れにも回してもらって4回ガチャしました。


1回目→AMD Athlon 64 3200

出た瞬間に「Athlon 64かよ!」って声が出ました。ピンぐっちゃぐっちゃだし。
ピン折れ修理の練習にはなりそうですが…


2回目→Intel Core 2 Duo E7500

親の顔より見たC2Dです。


3回目→Intel XEON E5405

XEON気つるwwwwwwwwwwwなんて思ってたけど、裏のチップコン1個取れてるし動かなさそうですね、というかLGA771とかいう変なソケットらしいんで検証するのも面倒な感じ…


4回目→Intel Core i5-2410M

ここに来てまさかのCore iシリーズ。ぱっと見で全然分からんかったので検索して判明。まあピンはぐっちゃぐっちゃでしたがAthlon 64よりダメージは少なかったので案外いけるのでは?と

他にもPCパーツガチャ(500円)や道楽ガチャ(300円)とかあったのですが、デカすぎるものが当たると面倒なのでスルー。

その後はツクモとかをぶらぶらして帰りました。

本当は佐古前装備さんにも行きたかったのですが、極小店舗のため連れを連れて入ると迷惑になるだろうというのと、その間放置するわけにもいかないし… また、お土産で何か買って帰りたくなるけど、大きいもの買うと大変なことになるし、冷やかしで行くわけにもいかないということで我慢しました。また落ち着いて行きたいと思います。


修理前です。


軽微な曲がりは定規で列ごと修正。大きく曲がっている奴は裁縫用の針を使って根元から持ち上げて定規で修正という風にちまちま作業。目がめちゃくちゃ痛くなるので顕微鏡があった方がいいですね。

こんな感じで綺麗になったので、手元にあった富士通のAH77/Dのソケットに刺してみましたが、多少は固いものの上手いこと入りました。まあディスプレイが壊れているのできちんと動いてるかは分からないんですが…(電源入ってファン回ってアクセスランプ点滅してたのでいけてる気はします)

どうせ直すならSocket AM4のCPUとかのほうが当然実益あったよなーと、若干虚無に。

大須は飲み屋さんとかも多かったので今度またちゃんと時間を取って訪問したいですね!それでは。

2022年10月13日木曜日

PC関連のお話:Thermaltakeのショーケース型PCケースで『原神』向けに痛PCを組む!

どうも灰犬です。
今日は…

Thermaltakeのかわいい「The Tower 100」で6年ぶり?くらいになるPC自作をやっていきます!

いや、夏ごろからPCパーツの値段が何かぐんぐん下がっていってたんですよね。
グラボが安くなるのはまぁ分かるんですがCPU(特にRyzenシリーズ)とかも新作発表の影響かぐんぐん安くなっていってたので、『原神』が遊べるゲーミングPCが欲しい!と言っていた友人のためにいっちょ一台組んでやるかと。

というわけでパーツ選びを始めたんですが、Mini-ITXで組もうというのは初めから決めていました。正直そこまでハイスペックじゃなくてもいいし、机があまり大きくないとのことで割高ですがMini-ITXで組もうかなと。そんな時に見つけたのがこの「The Tower 100」で、特徴的な見た目が面白いのと実用性も兼ね備えてる(マザーの端子が上部に来るので抜き差しがめっちゃ楽)とのことで、こいつを採用することにしました。

人にあげるものだから当然全部新品だぜ!!


①CPU→Ryzen 5 5600X

組む気になった要因その①。価格は約24,000円とめちゃくちゃ安くなっていました。Ryzen触ったことないしなぁという私情もあってこいつを選択。


かっけぇ!と思いましたが、今ではほぼ同等というかそれ以上の性能を持つi5-12400Fが同じくらいの値段で買えたので、正直選択ミスでした。Ryzenを選択したことはマザー選びにも響きます。

②マザーボード→ASRock B550M-ITX/ac

Mini-ITXのSocket AM4のマザーボードって選択肢めちゃくちゃ少ないんですね… ASUS ROGシリーズの高級マザー、GIGABYTEのAORUSシリーズ、BIOSTARのよく分からんマザー、ASUSのPRIME(廉価)シリーズとASRockの廉価マザーという状況で、いい感じのお手頃マザーがない。高級マザー積むと予算オーバーだし、安物チップセット積んだやつはヤだし…と思ってた中の救世主マザーがこれ。B550チップセットを積んでいながら何とか1万円台に収まっており、機能的にも十分。端子類が丸見えなのがアレですがまあ…ってことで選択。LGA1700だと間違いなくもっと選択肢あったなぁと。


何よりもMini-ITXの小ささに驚き!

③CPUクーラー→DeepCool LS320

TDP的にも5600Xなんて空冷で十分かとも思ったけれど、見栄え的には簡易水冷っしょ!ということで選択。Kapi Lab.さんの動画でよー冷える!って紹介されていたし、ヘッドの装飾もきちんと向きが変えられるとのことでチョイス。実際よく冷えた。

④RAM→G.Skill F4-3200C16D-16GTZRX


ASRockが公式にサポート表明しているRAMの中で良さげなやつを選択。安心安定のG.Skillです。予算に若干余裕が出たので当初16GB予定だったのを32GBに。

⑤SSD→Crucial CT1000P1SSD8

ASRockが公式に(以下略)。安心安全のCrucialです。

⑥グラフィックボード→Sapphire PULSE Radeon RX6600

組むことを決めた要因その②。いや、32,000円(R4.8)っておかしいでしょ!安くなりすぎでしょ!最初倍くらいの値段で誰が買うかボケェ!!みたいな感じでしたが本当にめっちゃ安くなってました。『原神』を最高設定60FPSで遊ぶのには十分すぎるので、こいつを選択。多分ゲームしかやらないのでRadeonで十分です。


RGBを積んだりはしていませんが武骨で結構カッコいいです。

⑦電源→Corsair CX550F

正直失敗したパーツです。電源がケース下部に入るのでRGBファン積んでるやつだと下から照らされて見栄え良いかなーって思ったんですが、よく見えないしこれならもっと信頼性高い電源買っておけば良かったなーと。5600XとRX6600のワッパの良さで容量少ない電源でもいけたのは◎

⑧figma 初音ミク2.0


ショーケース型だし折角簡易水冷でスペース節約してるんだからってことで。初音ミクが好きというのといざという時に微調整できた方が嬉しいんでfigmaを購入。マザーの端子部分が丸見えなのがダサいですね…


figmaってちゃんとした商業用のフィギュアなのでマジで出来がいいし可愛いんですよね。そこに一番驚いた。


よー動きます(テスト用の仮組でしたが)。
『原神』は軽めなのが嬉しいですね。WQHD(2K)でも最高設定60FPS狙えるかもです。

というわけで6年ぶりくらいの完全新品☆PC自作でした。
総額14万ちょっと(OS込み)だったので各メーカーが出してるBTO品には負けないコスパかなと。正直ATXだともっと安くできます…
最近のやつほんと性能いいので憧れますが、現メインPCがぶっ壊れる気配がないのと正直スペックに困ってないのでということで… 
正直自分の今の使い方では新型のi3や、性能次第ではPentiumやAthlon相当のCPUでいいんじゃないかなーと思ったり。でもメインがそれじゃつまらないのでCore第13世代かRyzen7000番代でミドル帯が出たらそろそろ1回更新かけたいなと思います。それでは。

2022年10月1日土曜日

PC関連のお話:神田装備のおまけは動くのか?ASRock H67DEをUEFIアップデート

どうも灰犬です。
本日は神田装備訪問時におまけとして頂いた、Celeron G1610が動くかどうか検証していきたいと思います。


まずは、前回記事で紹介したASRock H67DEのUEFIアップデートを済ませてIvy Bridgeに対応させるところから始めていきます。


USBメモリにUEFIのデータを放り込んで"ASRock Instant Flash"を選ぶと勝手にUEFIのアップデートをやってくれます。めちゃ便利。


なんかUI変わったけどUEFIのアップデートが完了。

しかし…




なんかOSがぶっ壊れたのか、うまいこと起動せず。やはり一筋縄ではいかず…
自己修復ループに突入したので、藁にも縋る思いでコマンドプロンプトのCHKDSK/Fを試すことに。


あと、SATAコントローラをIDEモードからAHCIに変更する方がいいという記事を見つけたので、試してみることに。


うまいこと起動しました。とりあえず、UEFIのアップデートは完了しました。
次は本題のCPU換装へ…


なんか、裏面のチップコンデンサが1つ飛んでるのでダメな気がしてきました。


ダメな気がしていましたが、普通に起動しました。チップコンデンサ飛んでても何とかなる!

何とかなる!と言いたかったのですが、いざWindowsを起動させると電源が突然落ちたりするので動作が不安定になるってのは間違いないみたいですね。どうせ使い道ないし。

一応H67DEでやりたかった検証は一通り終わったので、1,000円でめっちゃ遊ばしてもらったなぁという感想なのですが、とりあえずはジャンクパーツ検証用の実験機として余生を過ごしてもらおうと思います。それでは。