かなり久々の記事になってしまいましたが、今回はLeft 4 Dead 2(以下L4D2)における実践的な武器チョイスについて自分なりに色々と書いていこうと思います。
そもそも実践的な武器チョイスとは?というお話ですが、まだL4D2を始めたばかりの人の中には武器が多すぎてわかんねえ!!って人も多いと思います。特に最近はCounterStrike:Sourceの武器が通常プレイ時にも出現するようになり環境も少し変わりました。wikiには個々の武器の性能については詳しく書いてありますが、結局何選べばいいの?って話になると思います。そんな中で灰犬がプレイ時にどのように武器を選択しているかを書いていくので、プレイの参考になればと思います。
①メイン武器
まずはメイン武器に関してですが、基本的にはショットガン系を装備するか、非ショットガン系を装備するかという話になると思います(M79やM60は省きます)。非ショットガン系のサブマシンガン、アサルトライフル、スナイパーライフルの利点としては遠距離の敵を確実に排除出来て、マガジンでリロードするため隙が少ないという2点にあると思います。欠点としてはショットガンよりはエイム力が要求される(タップ撃ち、しゃがみ撃ちである程度緩和されます)、Witchの処理がリスキーになるの2点が考えられて、特に後者は致命的です。ショットガン系のメリットはWitchの処理が楽、群れで突っ込んでくるゾンビを効果的に薙ぎ払える、瞬間火力が高いので硬いChargerに有効などの点が挙げられます。ショットガン系の欠点はリロードに致命的に時間がかかる、Tier1のポンプアクションは発射間隔も長く瞬間火力を発揮しづらい、遠く離れた敵に効果が薄い、単発でうろうろしている通常感染者にも1発1発撃ち込む必要があるので弾の消費が激しく継戦能力に劣るなどが挙げられます。
つまり、灰犬個人としてはショットガン系より非ショットガン系の方が優れていると考えているが、Witchの処理がネックになる、ということになります。そしてWitchの挙動についてですが、昼間mapのWitchはうろうろ歩き回っているため、絶対に倒さないと犠牲者が出るみたいなシチュエーションは少なく、全員非ショットガンでも問題ないことも多いです。しかし夜間mapのWitchは一点に留まるので狭い通路で湧くと倒さない限り必ず犠牲者が出ます。むしろ夜間mapでショットガンを持つなら必ずWitch処理を買って出るぐらいの気概が必要だと思います。そしてフィナーレではWitchは出現しない(ソースはありませんが経験上出現して困ったことはないです)。以上の点を踏まえ…
昼間mapとフィナーレでは非ショットガン系の武器を優先的に装備し、夜間mapではパーティーメンバーの武器を逐一確認し、ショットガンを装備しているフレンドがいない場合は必ずショットガンを持ちWitchを処理できる体制を作る、というのが灰犬のメイン武器チョイススタイルになります。勿論残弾が心許なく補給できる可能性のあるポイントがかなり先という場合は持ち替えることもあります。撃つべき時に撃てないのでは意味がないので。
各種武器の使用感
1 サブマシンガン(ウージー)
弾の出るゴミとしか形容できないクソ武器。輝くシチュエーションのないと言い切ってしまえるレベルのクソ武器です。単純にDPSが低く、感染者に押されることが多いです。しかし、初期湧きの武器がこいつである可能性もあるし、死亡からの復活時にこいつを所有している可能性もあるので、繋ぎとしての使用感は押さえておく必要があります。
2 サプレッサー付きサブマシンガン(MAC10)
汎用性の高いサブマシンガン。精度に若干の難がありますが、一部アサルトライフルを食うレベルの瞬間火力があり、序盤のうちは迷ったらとりあえずこいつを持っておけばまず間違いないと思います。問題とされている精度も、しゃがみ+タップ撃ちを心がければ気にならりません。
3 H&K MP5
3 H&K MP5
ウージーとMAC10の中間のような性能で、MAC10よりも威力も精度も高く、ファイヤレートが控えめで撃ちっぱなしでもある程度当たるという使用感です。遠距離でもそこそこ当たってくれるので、汎用性が高いです。序盤のSMGに関してはとりあえずMAC10かMP5のどちらか拾った方を使い、上位武器に乗り換えるといったスタイルでいいでしょう。
4 ポンプ式ショットガン(レミントンM31)
Tier1ショットガンは、1発ごとにスライドを前後させるためショットガンの大きな長所である爆発的な瞬間火力が発揮できないのでもうWitchを処理できることくらいしかメリットがありませんが、マップとフレンドの武器チョイス次第ではWitch処理のために持たざるを得ない場合もあるので、使用感は押さえておきましょう。
5 クロームショットガン(レミントンM870)
ポンプ式と同じです。
6 M16
癖の少ないアサルトライフルで、しゃがみ+タップを使いこなせば遠距離の敵も当てていけますが、基礎威力に欠けてラッシュ時は押されやすい、ちょっと残念なアサルトライフルです。下位武器からの乗り換えで取得することはありますが、複数の選択肢がある場合に積極的に持つことはまずないです。
7 コンバットライフル(SCAR-L)
精度が高い上に連射しても集弾率が高いままなので、遠距離のSmokerや跳ねてくるJockeyも素早く処理できる優れたアサルトライフルです。しかし、バースト射撃が曲者で、単発でぶらぶらしてる通常感染者にもしっかり3発ぶち込んでしまい、弾薬消費がマッハです。キャンペーンを熟知して武器弾薬の出現ポイントを把握していないと、ラッシュの途中に弾切れなんてことも… やはり弾薬消費に融通が利かない分、中々使いづらいです。開けた場所で防衛し続けるような一部フィナーレでは武器の湧き次第で使うこともありますが、やはり積極的に取得することは少ないです。
8 AK47
安心と安全のカラシニコフ。そう言い切ってしまっていいくらいのド安定アサルトライフルです。高単発低レートのアサルトライフルで、弾倉総火力は他のアサルトライフルを大きく引き離しています。精度は悪いですが低レートが上手くかみ合って単発射撃が容易で、しゃがみとタップ撃ちで遠距離の敵にもそこそこ当てていけます。小部屋の掃討や単発の野良感染者の掃討にも向いています。アサルトライフルの中ではこいつを使うことが多いです。
9 SIG SG552
M16の上位互換のようなアサルトライフルで、高レート高精度かつ、優れたスコープモードを持っています。スコープモードではレートが下がって扱いやすくなります。非スコープでは高レートで弾幕を張れて、遠距離の敵にはスコープモードで落ち着いて当てていけます。しかし、リロードが恐ろしく長い上に高レートの宿命で弾持ちには不安が残ります。やはりこいつよりAKを…
10 タクティカルショットガン(ベネリM4)
Tier2ショットガンはセミオート式で連射が効くため、破壊的な瞬間火力を発揮することが出来ます。Chargerなどの硬い特殊感染者を素早く排除し、Witch処理においても暴れられる前に2発目3発目を叩き込めるのでリカバリが効くようになります。上記の総評でショットガンより非ショットガン系の方が優れているという風にあえて言い切りましたが、パーティーの前衛にTier2ショットガン持ちが居ると安定するような気がします。しかし全員アサルトライフルでもクリアできますが、全員ショットガンだと大変厳しいような、絶妙な立ち位置の武器です。
11 コンバットショットガン(スパス12)
ほぼベネリM4と同じですが、弾がよりまとまって飛ぶので中距離に対応できる分近距離でまとめて吹っ飛ばすような用途ではベネリM4に軍配が上がります。
12 ハンティングライフル(ミニ14)
一応Tier2武器でありながら、キャンペーン序盤で湧くなど半分Tier1武器みたいな扱いを受けているスナイパーライフルです。ミリタリースナイパー(G3SG/1)との差に関しては、装弾数ではこちらが大きく劣っていますが、精度に関してはこちらの方が上など、単なる下位互換ではないです。しかしその装弾数が致命的で、装弾数2倍のG3SG/1の方がやはり頼りになります。決して悪い武器ではないのですが、出てきたころにはもう既にAKやG3SG/1を持っているなどして拾う機会の少ない銃です。The Parish2チャプター目の監視塔のスイッチ前に湧くことが多く、その時に拾って使うかなというぐらいです。
13 スナイパーライフル(ミリタリースナイパー,G3SG/1)
AKと同じくらい高水準でまとまったド安定武器です。AKがあらゆる射程で戦えるのに対し、開けたマップでのこいつの安定感は素晴らしいです。Dark CarnivalやNo Mercyのフィナーレなど開けた場所での防衛では、こいつをうまく使える狙撃役がいると難易度がグッと下がります。フィナーレだけでなく、単発単発をしっかり当てていけばチャプター進行中でもちょっと引いた位置でしっかり活躍できます。一発をしっかり当てないと何もできない銃なので、エイムに不安があるならアサルトライフルやショットガンを選ぶのがいいでしょう。またこいつはヘッドショットで無理やりWitchを倒すのにも使えます。
14 ステアースカウト
通常感染者の群れを捌くのに一々ボルト操作してる暇あると思います????
15 AWP
通常感染者の群れを捌くのに一々ボルト操作してる暇あると思います????????????????????????
②サブ武器
サブ武器に関してはピストルを装備するか近接武器を装備するかという話になると思いますが、やはり近接武器を装備しておいた方がラッシュ時には頼りになると思います。特にブー汁をかけられたときなど、角でブンブンしてたら通常感染者には無傷でやり過ごせます。Wikiではショットガンが近接武器の延長線上にあるような書かれ方をされていますが、確かに瞬間的に薙ぎ払うことは出来ても、撃ちきった後にはリロードが待っているので、いざという時には近接の方が頼りになります。また目の前で仲間がHunterに乗られた場合や殴りで落とした後などでは近接の方が早く確実に殺すことが出来ます。メイン武器の弾薬の温存という観点からは、弾をケチって無理に近接で倒そうとすると無駄にダメージを受ける危険が高いです。小部屋の中でうずくまっている感染者やこちらに気づいていない感染者を倒すにはいいのですが、走りラリアットを食らいそうな場面ではメイン武器を惜しみなく使いましょう。AdvancedやExpertでは食らうリスクに対し弾の節約というメリットが釣り合っていません。弾の節約・補給はタップ撃ちを心がけたりマップを熟知して補給ポイントを覚えればある程度何とでもなります。ピストル装備では個々人の自衛力が下がるので、やはり近接安定かなと思います。例外はDead Centerのチャプター1のホテルで、ここはメイン武器を手に入れるまでにサブ武器のみで特殊感染者を処理しないといけないのでマグナムが頼りになります。1人がしゃがみ防火斧でなぎ倒し、残りの3人がピストルだと安定します。
以上が灰犬の実践的武器チョイスおよび各武器への所感等になります。完全に自分の経験のみの話なので、絶対的な正解ではないし、正直頓珍漢なことを書いていないか心配です。銃なんて撃って当たればそれでいいというありがたい言葉がありますが、緊急時にウージーを使わないといけないなど臨機応変に対応する必要のある場面などあり、L4D2は毎回違う展開になるので、その時その時何が最適かなんて判断するのはかなり難しいと思います。しかしゲームに慣れてくればマップの構成やフレンドのゲームスキルなどからある程度最適に近い判断が出来るようになり、能動的に攻略を組み立てていけるようになります。この記事がその助けになれば幸いです。
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