今日はYoutuberみたいなテーマになりますが、「ゲーミングPCとCS機どっちがいいの?」って話についてとりとめもないことをつらつらと書き連ねていきます。
①そもそも
ゲーミングPCか、CS機かという話題は5ch等でも散見されます。そして荒れることの多い、きのこたけのこ戦争のような話題だと感じています。「パッドでFPS!?!?!?!?!??!」とか「ゲーミングPCはコスパが悪すぎる」云々など。灰犬は紆余曲折あってゲーミングPCもPS4も所有することになってしまったので、両方持ってみた上での双方の利点や欠点といったものを、特にゲーミングPCに興味のある人向けに書き連ねていきたいと思います。
②灰犬が両方持ちするようになったきっかけ
灰犬が最初に所有することになったPCはNECのVALUESTARのWindows Me搭載モデルでした。上海やソリティアで遊ぶうちに、『X OPERATIONS』に出会い、これがPCでFPSを遊ぶ原点になりました。私は高校生の時、スマートフォンを持たせてもらえなかった代わりに、祖父からPCを買い与えてもらいました。富士通のAH77/DでWindows 7とCore i7を搭載という当時としてはそれなりにハイエンドなPCだったと思います(そのことには大学生になってから気づきましたが)。XOPS仲間と『Sudden Attack』や『BF1942』を遊んだりしていました。幼いころからPCを弄って遊んでいたおかげで、PCの拡張や整備には強く興味がありました。父親が買ってきたPC雑誌(アスキー・ドットPCなどです)を読み漁り、PC自作などの記事に強く惹かれました。祖父にはよく日本橋に遊びに連れて行ってもらいました。上新電機のPC館でハイエンドのゲーミングPCを眺めたりして、「いつかは自作してみたいなあ」って思っていました。
そして大学生になり、バイトを始めたおかげで30万程度の貯金が出来ました。ゲーミングPCを持っていた友人もちらほらいたので、ここは一発いいのを組んでやるかと一念発起しました。目標はSteamで購入した『DOOM(2016)』を最高設定でヌルヌル動かすことです。
出来上がったPCには大満足で、しばらくはゲームライフを満喫していましたが、PCとPS4ではクロスプレイが殆どのタイトルで不可能であることなどの不都合な点に徐々に気づき始めました。極めつけは『Monster Hunter: World』の発売で、諦めてヨドバシにPS4を買いにダッシュしました。
③ゲーミングPCの利点と欠点(個人的な感想を多分に含んでいます)
利点
1:上質なグラフィックを堪能することが出来る。
2:FPSの場合ならAIMが容易になる。
3:Discordなどの外部ツールの使用が容易。
4:初期投資にさえ目を瞑れば、SteamやOriginで安価にゲームを調達できる。
5:SteamやOriginなどの販売プラットフォームでは、過去の作品をハードに縛られず購入できたりするし、高解像度に対応しているものではCS版では考えられないほど美しいグラフィックを堪能できる。
6:『Minecraft』や『Fallout』や『Skyrim』といったmodが充実しているゲームをフルに楽しむことが出来る。
7:基礎的な処理能力があるので、ゲーム以外でもネットサーフィンや多重作業がかなり快適になる。
8:自作の場合であれば用途に合わせたフルチューンが可能。
9:増設を重ねればそれなりに長く使えないこともない。
10:否が応でもPCに詳しくなれる(それなりに根気はいります)。
11:だいたい光る。
『S.T.A.L.K.E.R.』などはPC限定のタイトルですね。
CoD:BODのような古いタイトルでも美しい。
1:ゲームをするって点だけではCS機と比べて圧倒的にコストパフォーマンスが悪い。ゲーム処理に特化したマシンと総合マシンで差が出るのは当然だが。
2:絶対的な金額でも決してお安いものではない。灰犬が組んだ時はちょっと背伸びしたのもあって総額25万円くらいかかった。この問題は完全自作の際に顕著なものであって、BTOではある程度緩和される。もちろんBTOにも問題はある(後述)。
3:ゲームによってはマウスとキーボードでは操作が困難な場合がある(灰犬は『NieR:Automata』でこの壁にぶち当たりました)。しかしこの問題はゲームパッドの導入で解決できる。「PS4で良くね?」ってなったらオシマイ。
4:PCとPS4でクロスプレイ可能なゲームは少ないので、フレンドとゲームが出来るチャンスがかなり少ない。
5:トラブルになった場合は自力で対処しないといけない。
6:場所を取る。
7:定期的なメンテナンスを怠ると金銭的、情報的な損失を被るリスクがある。
8:オンラインゲームではチーターが蔓延しやすいし、元々の人口が伸びにくいので過疎が到来しやすい。
9:特にFPSでは強者率が高い(誤差程度だけどね)。
BTOと完全自作
欠点の項で上げたような「コストパフォーマンスが悪い」という点を解決する選択肢としてBTO(Build to Order)があります。BTOってのはPCパーツショップ等がパーツを大量に仕入れることで高性能なものでも安く揃えられることを生かし、顧客の注文に従ってPCを組んで届けてくれるサービスです。
BTOの利点は
1:パーツ相性を心配する必要がない。
2:組み上げる作業はお店がやってくれるので安心。
3:パーツショップのアドバンテージを生かすのでそれなりに安い。
4:PC弄りの入門に最適。
といった点になります。
しかし、ここにPCパーツの落とし穴があります。
皆さんはPCを購入する際に何をチェックしていますか?恐らく販売元のメーカーであったり、RAMメモリの容量であったり、CPUはどの世代のどのグレードで、ストレージはHDDなのか、SSDなのかといったことでしょう。ゲーミングPCであれば、チップがnvidia製であれば、GTX○○の数字はチェックしていることでしょう。
しかし、中で使われているパーツがどのメーカーのものであるか?ということをチェックする人はかなり少ないと思います。店頭でPCパーツ、特にグラフィックボードをチェックしたことがある人は分かると思いますが、同じGTX1060でもグラフィックボードの価格はピンキリです。玄人志向のものであれば3万円を割るくらいですが、ASUS製のものであれば、5万円近くするものもあります。数字上のスペックは同じでも、それ以外の点(長持ちするか、音は?、排熱は?などなど)は値段相応であることが殆どです。しかし、気を付けてもらいたいのが、私はここで玄人志向を貶してASUSを持ち上げたいわけではないということです。廉価なパーツというものは値段というスペックで勝っているということで、ある程度の性能を持ち合わせていれば良いところに過剰にお金をつぎ込むのは悪手です。しかし、数字上のスペックしか見えていないと、後で予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性があると思います。BTOのPCは数字上のスペックを前面に押し出しているところが多いので、購入する際はよくよく調べる(出来れば店頭で実機をみるのがいいですね)ことをお勧めします。完全自作では自分自身で信頼できるパーツを揃えられるのでいいですね。
ちなみに灰犬のマシンは
RAMメモリ:Corsair CMK16GX4M2A2666C16(8GBを2枚)
グラフィックボード:ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMING
SSD:Crucial CT500MX500SSD1(500GB)
HDD:Seagate IronWolf 2TB
CPUクーラー:虎徹 SCKTT-1000
電源:Corsair RX650x
⑤で?結局どうなのよ
結論はもう半分お分かりかと思いますが、完全な優劣を付けるのは無理です。結局一長一短としか言えないので。
やはりハードルが低いのはCS機でしょう。
しかし、あのタイトルがやりたい!!ゲーミングPCを持ちたいんだ!!という熱意と根気と財力があれば、
きっと素晴らしいゲーム体験を提供してくれることでしょう。
個人的にはどっちも持つのが最強だと思います(おい)
否が応でもPCに詳しくなれるので悪くない趣味だと思いますよ、ではでは。
皆さんはPCを購入する際に何をチェックしていますか?恐らく販売元のメーカーであったり、RAMメモリの容量であったり、CPUはどの世代のどのグレードで、ストレージはHDDなのか、SSDなのかといったことでしょう。ゲーミングPCであれば、チップがnvidia製であれば、GTX○○の数字はチェックしていることでしょう。
しかし、中で使われているパーツがどのメーカーのものであるか?ということをチェックする人はかなり少ないと思います。店頭でPCパーツ、特にグラフィックボードをチェックしたことがある人は分かると思いますが、同じGTX1060でもグラフィックボードの価格はピンキリです。玄人志向のものであれば3万円を割るくらいですが、ASUS製のものであれば、5万円近くするものもあります。数字上のスペックは同じでも、それ以外の点(長持ちするか、音は?、排熱は?などなど)は値段相応であることが殆どです。しかし、気を付けてもらいたいのが、私はここで玄人志向を貶してASUSを持ち上げたいわけではないということです。廉価なパーツというものは値段というスペックで勝っているということで、ある程度の性能を持ち合わせていれば良いところに過剰にお金をつぎ込むのは悪手です。しかし、数字上のスペックしか見えていないと、後で予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性があると思います。BTOのPCは数字上のスペックを前面に押し出しているところが多いので、購入する際はよくよく調べる(出来れば店頭で実機をみるのがいいですね)ことをお勧めします。完全自作では自分自身で信頼できるパーツを揃えられるのでいいですね。
ちなみに灰犬のマシンは
CPU:intel Corei7-7700(kにしとけばよかった)
マザーボード:ASUS ROG STRIX Z270F GAMINGRAMメモリ:Corsair CMK16GX4M2A2666C16(8GBを2枚)
グラフィックボード:ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMING
SSD:Crucial CT500MX500SSD1(500GB)
HDD:Seagate IronWolf 2TB
CPUクーラー:虎徹 SCKTT-1000
電源:Corsair RX650x
その他諸々で25万程度
長くなりました!!次はCS機です。主な例としてPS4を挙げたいと思います。
④CS機の利点と欠点(個人的な感想を多分に含んでいます)
利点
1:ゲームを始めるまでがとにかく簡単。トラブルも少ない。
2:ゲームをプレイするという点ではゲーミングPCと比較して圧倒的にコストパフォーマンスがいい。勿論、グラフィックはある程度妥協することになる。
3:パッケージ版なら飽きたゲームは売却できる。
4:フレンドと一緒にゲームする機会が多い。
5:コンパクトで持ち運びがある程度容易。
6:オンラインゲームでもある程度の人口が担保されている。
CS機の利点は圧倒的なコストパフォーマンスとハードルの低さでしょう。持ち得みたいなものですね。
欠点
1:世代があるので数年ごとに買い替えを余儀なくされるし、過去作を遊びたいときなどは厄介。
2:Pro版ならともかく通常版はグラフィックがちょっとヘボい。
3:通常版はパワー不足になりつつあるので一部のゲームで処理落ちする。
4:オンラインプレイは有料サービスに加入しないといけない場合が殆ど。きちんとペイしよう。
5:FPSはめちゃくちゃAIMしづらい。デバイス面で改善は出来るらしいがこれも論争の種になる。
6:modゲーはバニラしか楽しめない。バグが多いゲームは公式パッチを待つしかなくなる。
Pro版を買えばある程度緩和されるデメリットが多い印象。
結論はもう半分お分かりかと思いますが、完全な優劣を付けるのは無理です。結局一長一短としか言えないので。
やはりハードルが低いのはCS機でしょう。
しかし、あのタイトルがやりたい!!ゲーミングPCを持ちたいんだ!!という熱意と根気と財力があれば、
きっと素晴らしいゲーム体験を提供してくれることでしょう。
個人的にはどっちも持つのが最強だと思います(おい)
否が応でもPCに詳しくなれるので悪くない趣味だと思いますよ、ではでは。